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2023 AW｜名品の真価を捉えリデザインした、wjkのミリタリーアイテム。
今回はM-65をリソースとしたアウターと、様々なミリタリーパンツをリソースにしたオリジナルのパラシュートパンツのご紹介。
Neo M65 fishtail parka
モッズコートの原型となったM-51の後継にあたる、M-65をリソースとした「Neo M65 fishtail parka」。オリジナルのデザインを忠実に再現しながら、wjkならではのアレンジを加えています。
オリジナルのM-65は取り外し可能なフードに立ち襟が特徴的で、ライナーも取り外し可能。今回はそのボタンディティールをデザインとして残しました。
オリジナルのM-65は取り外し可能なフードに立ち襟が特徴的で、ライナーも取り外し可能。今回はそのボタンディティールをデザインとして残しました。
シルエットはwjkの中ではオーバーサイズな仕上がりですが、ヴィンテージのサイズ感を意識しながらも野暮ったくならないようにバランスを調整しています。
生地はやや厚手で織り目のはっきりしたコットン・ナイロン・ミリタリーOX(オックスフォード)を使用。生地にピーチ起毛加工後、縫製しさらにバイオ加工、サンドブラスト加工を施すことで新品ながら使い古したヴィンテージのような味わいを加えています。
内側には左胸のポケットの他に、右側には小さいポケットを配置。本来この部分には軍が定めた規格の詳細が印刷されていますが、wjkでは遊び心として小さいポケットだけをリデザインしています。
ミリタリーの古着においては、付属品まで全て年式が揃っているアイテムは「フルセット」と呼ばれ希少性が高く、ファンの間で人気があります。また自分の生まれ年の年式のものを探し求めたり、年式にこだわるマニアも多いのが特徴です。
そんなミリタリーの古着が持つ魅力を「リアルミリタリー」として、wjkではオリジナルの視点で表現しています。
slim parachute pants
各国の様々なミリタリーパンツをリソースにしたオリジナルのカーゴパンツ。wjkの創業初期から何度もリデザインを重ね展開しているシリーズです。
今回は、本来ジャンプスーツとしてデザインされているパラシュートパンツを、パンツのみのデザインにアレンジ。
本来のミリタリーパンツは、オーバーサイズシルエットのパンツの裾をすぼませてブーツインするためにジッパーがついていますが、wjkの「slim parachute pants」は全体的にタイトなシルエットに。膝下のファスナーによりシルエットの調整が可能です。
タイトなシルエットながら運動性のあるストレッチサテン生地を使用することで、ストレスのない履き心地。肉厚で長い間履き込むことのできる上質な生地は、表面の光沢が落ちてアタリが出ることでさらに味わいの増す1本です。
ファスナーはwjkオリジナルのパーツを使用しています。
wjkのミリタリーシリーズはオリジナルのデザインを忠実に再現したものと、オリジナルの要素を再構築した新しいデザインのものとがあります。
それらは一見相反するようでありながら、長く愛される名品をリデザインし、いかに今にマッチした服づくりに落とし込むかという共通のデザイン視点で捉えています。
年代ごとにブラッシュアップされ変化してきたディティールや、生産背景、着古された服が持つの佇まい…表層的なデザインだけ見ていてはわからない名品の真価を捉え、リスペクトを持って再解釈することがwjkのミリタリーシリーズに共通する信念です。
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Neo M65 fishtail parka
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slim parachute pants
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